初詣縁起物きょうから授与 県護国神社、要望に応え「仕事御守」も

【「仕事御守」を手に初詣縁起物を紹介する山口権祢宜=津市広明町の県護国神社で】

【津】津市広明町の県護国神社は15日から、破魔矢や熊手など初詣縁起物の授与を始める。新たな要望に応え制作した「仕事御守」の授与も開始する。初詣縁起物は2月末まで。

コロナ禍の制限がなくなり初めての新年だが、昨年までと同様授与の期間を幅広く設ける。

熊手は小、中、大、特大の4種類で人気の土鈴もある。絵馬は堂々とした竜の絵柄で伊勢市の作家、中村仁志さんが図案を描いている。縁起物の授与開始に併せ、新たに「仕事御守」(800円)を制作。コロナ明け以降仕事の悩みを寄せる人が増えたためという。

山口功晟権禰宜(ごんねぎ)(28)は「人混みを不安に思う方も多いので昨年と同じ期間を設けた。安心してご参拝いただきたい」と話し、仕事御守については「ひものないタイプなので財布やかばんにしのばせて」と呼びかけた。