金属板落下、実習生の男性死亡 伊賀の資材置き場で

【伊賀】13日午前11時5分ごろ、三重県伊賀市治田の建材部品製造会社「堺鋼板」三重センターの資材置き場で、金属板が落下し下敷きになった人がいると、作業員から119番があった。資材置き場にいたベトナム国籍の同市白樫、技能実習生グエン・シン・ハウさん(29)が約1・5メートルの高さから落下した金属板に押しつぶされ、市内の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

伊賀署によると、金属板は重さ約16トンで円柱状に巻かれていた。別の作業員がクレーンで金属板を移動させ、別の金属板の上に積んだ直後に落下したといい、同署は詳しい原因を調べている。