ソフト日本男子リーグ優勝を報告、津拠点の「ヴェルデウィン」県勢で初 市長を訪問

【日本リーグの優勝報告で津市役所を訪問後記念撮影する(左端から)三重ヴェルデウィンの井上匠選手、前葉市長、三重ヴェルデウィンの田儀幸男監督、河野拓郎投手、泉貴博チームトレーナー=津市役所で】

今年のソフトボール男子リーグで初優勝した、津市拠点のクラブチーム「三重ヴェルデウィン」の田儀幸男監督らが13日、津市の前葉泰幸市長を訪ねて成果を報告した。今年52回目の大会で県勢としても初優勝。前葉市長からは「真の日本一達成」と称賛を受けた。

11月に埼玉県で開催の決勝トーナメントで、4月から10月まで全4節行われたレギュラーシーズンの上位5チームによる戦いを制した。一昨年の覇者平林金属(岡山)を二度破っての優勝で、田儀監督は「選手たちのおかげで素晴らしい結果が出せた」と大会を振り返った。

2021年三重とこわか国体での活躍を目指して、三重県庁ソフトボール部を受け皿に、現役日本代表左腕の河野拓郎投手=兵庫県出身=らを擁して再発足した県庁クラブが前身。三重とこわか国体はコロナ禍で中止になったが、県は2035年に「国民スポーツ大会(国スポ=国民体育大会から改称予定)」を招致する方針だ。来季からコーチも兼任する河野投手は「今後も競技レベルを保つことが大事。県内のジュニア育成などにも関わっていければ」と話していた。