芸術家仲間8人が作品展 絵画、陶芸、書、篆刻 四日市の市文化会館

【作品を紹介する渡辺代表=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県内の芸術家仲間8人で組織する「アート ナウ」(渡辺靖隆代表)は13日、四日市市安島の市文化会館で第10回「アート ナウ2023in MIE」展を開いた。絵画、陶芸、書、篆刻(てんこく)作品合わせて40点を展示している。17日まで。

愛犬のジャーマンシェパードの寝姿を繊細に表現したペン画「GSD」、地元の土とオリジナル釉を使った鉢や湯飲み、行書体でしたためた掛け軸「前人未到」、解説付きの篆刻作品「長夜之飲」など、見応えのある作品が来館者らの目を楽しませている。

元高校美術教諭の渡辺代表(71)は「メンバーそれぞれがこだわりを持って自身の個性を追求した作品。多くの方々に味わっていただきたい」と話していた。