不審者から身を守ろう 亀山・川崎小で防犯訓練 三重

【不審者から逃げる動作を学ぶ児童ら=亀山市能褒野町の市立川崎小学校で】

【亀山】三重県亀山市能褒野町の市立川崎小学校は11、12日の両日、同校で全校児童446人を対象に「防犯訓練」を実施した。訓練は、亀山署川崎駐在所の笹之内潤一警部補が指導。川崎地区まちづくり協議会員と同校PTA安全推進委員らが協力した。亀山署協議会員4人が見学した。

笹之内警部補は「友だちの家やどこかへ出かける時は、必ず行く場所をお家の人に知らせること」とし、「自分の家の電話番号を覚えておくこと」と呼びかけた後、不審者などから身を守るための、防犯ブザーや防犯笛の鳴らし方のほか、瞬時に逃げる動作を学んだ。

児童らの訓練を見学していた同推進委員は「親として訓練をしていただけることはありがたい」と見守っていた。笹之内警部補は「自分の命は自分で守る。皆の命は皆で守るということを再認識してください」と促した。