生活困窮家庭の支援に 中電パワーグリッド鈴鹿、市に食品寄贈 三重

【末松市長に目録を手渡す大西所長(中央)と北川支部長(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市庄野羽山4丁目の中部電力パワーグリッド鈴鹿営業所(大西正人所長)は11日、社会貢献活動の一環として、市にレトルト食品192食のほか、中部電力労働組合三重総支部鈴鹿営業所支部(北川建吾支部長)の有志による菓子の詰め合わせ、60袋を寄贈した。

寄贈された食料は、子どもがいる生活困窮家庭の支援として、子ども家庭支援課の家庭訪問時などに配布する。

レトルト食品は同社が災害備蓄用に保管していたもので、期限前の更新に伴い寄贈した。

来庁した大西所長は「食料に困っている家庭で活用してもらえれば。クリスマスも近いので、お菓子も喜んでもらえたら」とあいさつし、北川支部長ともに末松則子市長に目録を手渡した。

目録を受け取った末松市長は、大西所長に感謝状を贈呈し「物価高騰などで厳しい中、たくさんの寄贈を頂きありがたい」と謝辞を述べた。