ローストチキン生産急ピッチ 四日市の「三昌物産」

【次々と焼き上がるローストチキン=四日市市塩浜の「三昌物産」で】

年末年始の需要増に向け、四日市市塩浜の鶏肉卸売・食品製造販売会社「三昌物産」(渡辺大雄社長、250人)で、主力商品のローストチキンの生産が急ピッチで進んでいる。

従業員約30人が作業を分担し、しょう油ベースの照り焼きとハーブ、ガーリックの3種類に味付けしたチキンを、2台のジェットオーブンをフル稼働させ1日1万5千―2万本、焼き上げている。

商品は市内の同社直営店とスーパーを中心に、東海・関東・関西地区のスーパー、コンビニでも販売している。23日からは真空パックに加え、バラ売りのローストレッグや丸焼きも店頭に並ぶ。

大澤道彦食品部長(55)は「大切な人と迎えるクリスマスやお正月にローストチキンを楽しんでいただきたい」と話していた。(四日市)