お絵かきバスや整備士体験 津で4年ぶり「みえ交通安全・環境フェスタ」

【バスに絵を描く来場者=津市一身田上津部田の県総合博物館で】

【津】「みえ交通安全・環境フェスタ2023」(中部運輸局三重運輸支局、県自動車会議所など主催)が3日、津市一身田上津部田の県総合博物館で4年ぶりに開催され、親子連れらでにぎわった。

交通安全と運輸・交通分野の環境意識の啓発を図ろうと同館の屋内、屋外で開催。バスの車体に自由に絵を描く「お絵かきバス」、レーシングカーや白バイの展示、運転適性診断、反射材のキーホルダー作りなどさまざまに催した。

7月の法改正で16歳から免許なしで乗れるようになった電動キックボードを紹介するブースを初めて設け、試乗した伊勢市交通安全対策協議会の齋藤美穂子さん(58)は「一度乗ってみたかったので体験できてうれしい」と話した。

子ども整備士体験のブースではエプロン姿の子どもたちが現役整備士らの手ほどきでタイヤの空気圧やナットの締め付けを点検。鈴鹿市の豊島知美さん(35)は息子の悠ちゃん(6つ)と来場し「車について教える機会はないので話が聞けてありがたい」と感想を話した。

【整備士体験をする来場者=津市一身田上津部田の県総合博物館で】

村上隆幸・三重運輸支局長は「小さいときの経験は記憶に残る。車や車の業界を身近に感じてもらえれば」と述べた。