「伊勢志摩スカイライン」の名称復活 「伊勢志摩e―POWER ROAD」契約満了で11月から 三重

【伊勢】三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ観光有料道路「伊勢志摩e―POWER ROAD(イーパワーロード)」が11月1日から、以前の名称「伊勢志摩スカイライン」に戻る。日産自動車がネーミングライツ(命名権)を取得し、昨年11月から現在の名称に変更されていたが、契約期間満了により再変更する。

標高555メートルの朝熊山を縦走し、伊勢と鳥羽をつなぐ全長16・3キロの有料道路で、昭和39年に開通した。伊勢湾の大パノラマが広がる絶景ポイントや恋人の聖地「天空のポスト」などがあることで知られ、「天空のドライブウェイ」とも呼ばれている。

運営する県観光開発は、1―5日に「帰ってきた『伊勢志摩スカイライン』」キャンペーンを実施する。午前9時―午後3時に通行した車に、「天空ソフトクリーム」(カップミニ)、「伊勢志摩コーヒー」、「シェル・レーヌ」のいずれかがもらえる引換券(1台につき1枚)を配布するほか、オリジナルステッカーを販売する(400円、なくなり次第終了)。