学校給食、楽しく学ぼう 亀山、来月5日にイベント 三重

【イベントへの参加を呼びかけるパネルを持つ図書館担当職員=亀山市御幸町の市立図書館で】

【亀山】三重県亀山の学校給食を考える市民団体「じゃがまる会」(曽我部まゆみ代表)と亀山市立図書館が主催する「楽しく学ぼう学校給食」と題したイベントが11月5日、同館多目的室で開催される。午前10時―午後4時。参加無料。

じゃがまる会は、子どもたちの食育の視点から、小中学校の学校給食について、栄養を考えバランスの取れた給食を食べることで健康と成長を担う学校給食を推進する活動を展開している。

イベントでは、子どもたちが楽しみにしている給食はどのような調理方法で作っているのか、すごろくを使ったゲームなどで学ぶ。また東京都武蔵野市、千葉県いずみ市、長野県松川市、韓国ファソン市の学校給食を紹介する映画「希望の給食」(約45分)を上映する。

曽我部代表は「子どもたちの成長過程で給食の大切さを学ぶ機会になれば」と参加を呼びかけている。

市内11小学校全校は自校式給食を実施している。3中学校のうち亀山、中部中の2校は弁当とデリバリー給食を選ぶ選択方式を取り入れている。関中学校はセンター方式の給食を実施している。市教委は、選択方式の2校を令和8年度2学期から、外部調理委託方式にする方向で準備している。