郷土の話に花咲かせる 東京三重県人会に330人

【あいさつをする新堂会長=東京都港区の八芳園で】

第69回東京三重県人会大会が22日、東京都港区八芳園であり、在京の県出身者ら約330人が参加した。参加者は再開を喜び、近況や郷土の話に花を咲かせていた。

新堂弘幸三重県人会会長は「三重を愛する皆さんの支援のもと無事開催をできたこと感謝します。これからも皆さんの情熱に支えられしっかりと県人会を引き継いでいきたい」とあいさつ。

また県の話題として先月リニューアルオープンした東京・日本橋にある三重テラスなどについて触れ「改修により物販とレストランの間仕切りがなくなり温かみのある空間になっている。是非三重テラスに立ち寄って、三重県にも訪れてほしい」と呼びかけた。

同会名誉顧問の一見勝之県知事はスライドを用いながら6月に行われたG7三重・伊勢志摩交通大臣会合の報告やリニア中央新幹線の早期整備、人口減少対策や子どもたちを守り育てるといった取り組みや方針を紹介。「知事が先頭に立って、県庁職員と一緒にさまざまな課題の解決や取り組みに対応していく。皆さまのお力をお借りしたい」とあいさつした。

新堂会長から三重ボランティア基金へ寄付金を贈呈した。

鈴鹿市出身で歌手の清水美依紗さんがゲストとして登場し、歌声で会場を盛り上げていた。

来賓には中川正春衆院議員や鈴木英敬衆院議員をはじめ県内各市町長らが出席した。