【四日市】バスの運転を通じて運転士の仕事に興味を持ってもらおうと、三重交通(津市中央)は22日、中部運輸局三重運輸支局と県バス協会との共催で「バス運転体験会」を、四日市市新正の四日市自動車学校で開いた。県内外から20―50代の22人が参加した。
参加者は教習コースで指導員の説明を受けながら、補助ブレーキなどを搭載した安全運転研修車や教習用バスを運転した。同社とグループ会社の計5社による合同説明会も設けられた。
同社の中途入社の運転士の半数が未経験者。女性も活躍していて、現在31人の女性運転士がいる。運転体験会は今回で13回目になるが、中には体験会に参加して、入社を決めた社員もいるという。
早川正素取締役人事部長は「仕事の魅力を知って、不安をなくしてもらうことで、希望者の背中を押すことにつながれば」と話した。