ホタル元気に育って 誠之小児童がゲンジボタル幼虫放流 三重

【ゲンジボタルの幼虫を放流する児童=津市内で】

【津】津市久居西鷹跡町の市立誠之小2年生77人が20日、「どんど川」の名で親しまれる地区内の雲出井用水でゲンジボタルの幼虫を放流した。

地域の子らに環境を考えるきっかけにしてもらおうと誠之地区社会福祉協議会(柴田房子会長)が14年ほど前から実施する事業で雲出井土地改良区が協力。同小では地域の人と交流し自然を学ぶ生活科に位置づけている。

放流に先立ち同地区社協の日比賢二さん(75)らが、ホタルは1匹500―1000個の卵を生むことや幼虫は巻き貝のカワニナを餌に成長することなどを説明。同用水に捨てられていた空き缶などのごみを見せ「ホタルはきれいな川で飛ぶ。川や環境をきれいにして」と呼びかけた。

児童は体長五ミリほどの幼虫を虫眼鏡で観察した後、カワニナと共に入れた紙コップを手に用水に降り、そっと放流した。男子児童(7つ)は「卵を1000個生むのはすごいと思った。ホタルが育つためにごみを捨てないようにする」と話した。