「お守り笹」づくり進む 伊勢・猿田彦神社、七五三参りで授与

【ササに千歳飴やお守りを取り付ける巫女たち=伊勢市宇治浦田の猿田彦神社で】

【伊勢】三重県伊勢市宇治浦田の猿田彦神社で、七五三参りで授与する「お守り笹」づくりが進んでいる。

お守り笹は、長さ30センチほどの和紙製のササに、お守りと千歳飴、張り子のこま犬などが付いた縁起物。

巫女(みこ)たちが、子どもたちの健やかな成長に願いを込め、ササに千歳飴などを飾り付ける作業を進めていて、今月末までに5千本を用意する。

お守り笹の授与は、9月から、七五三の祈祷(きとう)に訪れた参拝者を対象に始まっている。例年11月に参拝者が多い傾向だが、早い時期にお参りする人も増えているという。祈祷料は1人5千円。

権禰宜(ねぎ)の新居一城さんは「猿田彦は『みちひらきの神』。子どもたちの進む道が開け、健康で元気に成長されることを願っています」と話していた。

11月15日は、「七五三祭」が開かれる。