駅弁マーク制定35周年 松阪の新竹商店、記念パッケージ牛肉弁当発売

【駅弁マーク制定35周年記念パッケージの元祖特撰牛肉弁当としおりをPRする新竹社長】

【松阪】三重県松阪市日野町の駅弁製造販売「新竹商店」(新竹浩子社長)はこのほど、駅弁マーク制定35周年を記念したパッケージの元祖特撰牛肉弁当(税込み1700円)を発売した。

駅弁マークは昭和63年、日本鉄道構内営業中央会(東京都千代田区)が制定し、会員31社の駅弁に表記されている。デザインは弁当箱をイメージした「田」の字の枠内に「駅弁」「EKIBEN」の文字と日の丸弁当を示す赤い丸が入っている。

元祖特撰牛肉弁当は同社の看板商品。弁当の掛け紙に同社の駅弁販売の歴史を物語る写真4点を掲載している。写真は松阪駅ホームで駅弁を立ち売りする姿や、同駅から列車に乗り込む車内販売の売り子など。

新竹社長は「14日の鉄道の日から販売を始めた」とPRしている。

購入者には同中央会が作製した駅弁マーク記念しおりをプレゼントする。松阪駅JR改札横売店と同駅前通り商店街の本店、大紀町滝原のドライブインあら竹で販売。予約は新竹商店=電話0598(21)4350=へ。