TVドラマ「下剋上球児」紹介 白山高野球部やロケ写真 津でパネル展

【平成30年の白山高校野球部の写真やドラマのパネルが並ぶ会場=津市白山町二本木の白山総合文化センターで】

【津】平成30年夏の甲子園に初出場した三重県津市白山町の県立白山高校。彼らの夏を追ったノンフィクション「下剋上球児」(菊地高弘著・カンゼン刊)を原案にした同名のドラマの放送開始に合わせたパネル展が、同町二本木の白山総合文化センターまちのギャラリーで開かれている。22日までで、最終日午前11時半―午後1時、書籍の販売と著者サイン会がある。火曜日休館。

同校が県大会に優勝しマウンドで歓喜する部員や壮行会の様子、試合当日地元からバス50台で甲子園に駆けつけた大応援団や地元でのパブリックビューイングなどA1サイズの写真パネル16点で当時の盛り上がりを再現。ドラマの出演者相関図や県内ロケの写真、市内観光地も併せて紹介している。

同町の谷育代さん(64)は「甲子園が決まったときはびっくりした。ドラマになって地元が盛り上がるのはいいことだと思う」と話した。

ドラマ「下剋上球児」はTBS系で毎週日曜午後9時から。22日に第2回が放送される。