計42万円分の電子マネー詐欺被害 PCウイルス対策名目で 三重・鈴鹿

【鈴鹿】三重県警鈴鹿署は13日、コンピューターウイルス対策の名目で、鈴鹿市の70代男性が電子マネー30万円分、60代男性が電子マネー12万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、70代男性は8日午前10時ごろ、パソコンの画面に表示された番号に電話をしたところ、電話口の女に片言の日本語で「ウイルスに感染している。修理費用が必要」などと言われた。

男性は女の指示通り、市内のコンビニで電子マネーのカードを購入。この電子マネーを利用するための番号を女に伝えた。複数回にわたって購入を催促されたことから不審に思い、同署に相談した。

また、60代の男性も13日午前11時ごろ、パソコンの画面が動かなくなり、表示された番号に電話をしたところ、片言の日本語を話す男に同様の手口で電子マネーをだまし取られたという。