絵画や手芸など158点 津南地区の県退職教職員ら作品展 三重

【多様な作品が並ぶ会場=津市一志町田尻の一志農村環境改善センターで】

【津】三重県退職教職員互助会津南地区(寺沢幸信代表世話人)の作品展が14日、津市一志町田尻の一志農村環境改善センターで始まった。60―90代の会員を中心に地域の小学生や一般計95人の絵画や手芸など158点を展示している。16日まで。午前9時半―午後4時(最終日は午前10時半まで)。

同会は旧久居市と旧一志郡の教職員OBで構成し会員は約800人。会員や出品者の交流を深めようと年1回作品展を開き23回目。

岩絵の具、水彩、油彩、鉛筆などさまざまな画材で描いた絵画、書の掛け軸、能面や彫金など工芸、毛糸を編んで作った愛らしい野菜など多様な作品が並ぶ。

同会が7月に開いた夏休み親子ふれあい体験教室で、会員の手ほどきで小学生が挑戦した伊勢型紙のうちわなどの展示もある。

担当世話人の野末美代子さん(69)は「出品者も見に来る方も多い一番の交流事業。地域の方の作品もあるので多くの方に来てもらえるといい」と話した。