風景中心に受講生力作 鈴鹿、写真サークルが合同展 三重

【受講生が撮影した力作の数々=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の愛宕、若松の2公民館で活動する写真サークル(いずれも蔭地敏男講師)の合同写真展が11日、同市役所市民ギャラリーで始まり、風景作品を中心とした40点を展示した。17日まで。

70代を中心とした受講生19人と蔭地講師が、これまでの自信作を1人2点ずつ出品。

偏光フィルターで反射を抑え水面に映る風景を捉えた「弁天池の夏色」、ヒガンバナに止まるチョウの姿を捉えた「紅色に誘われて」、表情豊かな飼い猫の仕草を集めたコラージュ作品「キャッツ・愛」など、感性を生かした力作の数々が並ぶ。

蔭地講師は「(良い写真を撮るために)みんなまじめに頑張って努力している。それぞれの個性を感じてもらえれば」と話していた。

現在、愛宕公民館は6人、若松公民館には13人がそれぞれ所属し、写真技術の向上に励んでいる。