18週ぶり平均5人下回る 三重県内、先週の新型コロナ感染状況

三重県は11日、先週(2―8日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。感染者は1医療機関あたり平均4・96人で、前週の0・63倍。5月29日の週以来、18週ぶりに5人を下回った。

保健所管内別の一医療機関あたり感染者は桑名10・2人▽四日市3・22人▽鈴鹿5・33人▽津4・27人▽松阪2人▽伊勢5・55人▽伊賀4・25人▽尾鷲3・5人▽熊野1・5人―となった。

県によると、一医療機関あたりの感染者数は5週連続で減少。確保病床と一般病床の入院者を示す「在院者数」は126人で、前週の同じ曜日と比べて14人の減少。うち2人が重症となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「全国的な傾向と同じく、先月上旬ごろから減少し続けている」としつつ「現在も一日あたり300人が感染していると推計される」とし、対策を呼びかけている。