四日市が勝ちV王手 三重学生野球 三重は今季初の勝ち点

【皇學館大―四日市大 3点リードで迎えた六回表1死、四日市大・間瀬が皇學館大4番村田を三振に仕留めて吠える=霞ケ浦第三球場で】

(第5週・四日市市霞ケ浦第三球場)
三重学生野球リーグの秋季リーグ戦(伊勢新聞社後援)は8日、近大高専―三重大、四日市大―皇學館大の各2回戦が行われ、優勝の可能性を残す2校が直接対決した四日市大―皇學館大は、四日市大が6―2の八回降雨コールドで雪辱した。四日市大は4校から勝ち点を奪う完全優勝を目指して、9日に予定される3回戦に臨む。

2018年春以来の優勝に挑む四日市大は2点を追う四回、相手投手陣の制球の乱れや敵失にも乗じ5点を奪い逆転に成功。八回にも1点を加えてなお1死満塁で雨が激しくなり降雨コールド試合が成立した。

10季連続優勝を目指している皇學館大は二回2死二塁から7番伊東樹里(4年・東邦)の中前適時打で1点先制。三回にも1点を加えたがその後、四日市大先発間瀬倫太郎(2年・海星)に追加点を阻まれた。

近大高専―三重大は三重大が26―1の五回コールド勝ちを収めた。三重大は今季初の勝ち点1を獲得。8連敗で今季全日程を終了の近大高専は5位が確定した。


今後の試合予定は次の通り(かっこ内は試合開始予定時刻)。

【9日・安濃球場】三重大―鈴鹿大3回戦(10時)▽皇學館大―四日市大3回戦(13時)
【14日・霞ケ浦第一球場】皇學館大―三重大3回戦(10時)