プロスノーボーダー宮村さん世界ジュニア2位 亀山市長を表敬訪問 三重

【櫻井市長(右)を表敬訪問した宮村さん=亀山市役所で】

【亀山】ニュージーランドで開催した「2023FISパーク&パイプジュニア世界選手権」(8月27―9月8日)に日本代表として初出場し、スロープスタイルで3位、ビッグエアで4位、総合2位となった、三重県亀山市下庄町のプロスノーボーダー宮村結斗さん(18)=高校3年=は6日、亀山市役所に櫻井義之市長を表敬訪問し、選手権での成績を報告した。

宮村さんは、小学5年生から本格的にスノーボードを始め、中学2年生で県内初のプロスノーボーダーになった。その後、国内外の大会に出場しては、全日本ジュニアスキー選手権栂池大会スロープスタイルで優勝、ノースアメリカカップではビッグエア競技で優勝するなど、世界各地を転戦し活躍している。

宮村さんは、ニュージーランドでの世界選手権を振り返り「初参戦だったが自分の滑りができ、表彰台に上がることができて、うれしかった」とし、「目標としている『2026ミラノ冬季五輪』の代表選手になれるよう、技を磨き頑張ります」と話した。

櫻井市長は「見事な成績おめでとう。亀山の若者が世界で活躍することは素晴らしい」と述べ、「けがと健康に気をつけ、未来に向かってチャレンジしてください」と祝福した。

宮村さんは今後、スイスを皮切りに、中国、カナダ、アメリカで開催する「ワールドカップビッグエア」に参戦するという。