22日に中勢バイパス全線開通イベント 三重・鈴鹿工区

【中勢バイパス全線開通記念イベントをPRする市職員】

【鈴鹿】国道23号中勢バイパスの鈴鹿(安塚)工区(延長2・8キロ)が11月19日に開通することを記念し、今月22日午前10時から午後2時まで、三重県鈴鹿市内の同工区本線上で「中勢バイパス全線開通記念イベント」が開催される。小雨決行、荒天中止。

中勢バイパス開通式典実行委員会(会長・末松則子市長)主催。

当日は同工区内を自由に歩けるフリーウオーキング、レーシングバイクのデモ走行、電動モビリティ試乗体験やフォーミュラカー展示、鈴鹿と・き・め・きカルチャー大使で和太鼓奏者の和太鼓凛さんとフルート奏者中野恭子さんとコラボ演奏などのイベントがある。

駐車場は富士電機鈴鹿工場(同市南玉垣町)、AGF鈴鹿(同)、住友ファーマ鈴鹿工場(同市安塚町)の3カ所で、会場までのシャトルバスは運行しない。

同工区は中勢バイパスの北端にあたる同市北玉垣町の国道23号と同市野町の交差点をつなぐ。平成六年度に事業化し、用地買収を経て同24年度に着工した。

中勢バイパスは鈴鹿市北玉垣町と松阪市小津町(延長33・8キロ)をつなぐ。昭和58年度にルートなどを定めた計画を決定し、同59年度から各工区を順次事業化した。総事業費は2050億円。

全線開通の効果として、国道23号の渋滞緩和や物流の円滑化、災害対応力の強化などを見込む。

問い合わせは同実行委員会事務局=電話059(382)9072=へ。