○…16―0の五回コールドで快勝し、今季初の勝ち点1を獲得した近大高専との2回戦で、鈴鹿大の4年生右腕今村が2安打無失点で完投。四球絡みで得点圏に走者を背負う場面もあったが、持ち味のストレートを軸に打者を打ち取り、三塁を踏ませなかった。「最後まで気持ちを入れて投げられた」と力を込めた。
○…甲子園出場校の大分を卒業後、三重に来たが、大学入学時期をコロナ禍が直撃した。投球フォームに悩んだ時期もあり、初完投初完封試合が4年秋になった。卒業後は競技から一線を引く予定で試合後も進路の関係で郷土へ直行。「(今日は)大学に入って一番楽しい試合だった。悔いがないと言えばうそになるがもう次に向かっているので」とすがすがしい表情だった。