パレード10年ぶり一新 志摩スペイン村、来春30周年 2月から記念イベント

【10年ぶりに生まれ変わる新パレード「エスパーニャカーニバル“ブエン ビアヘ”」のイメージ(志摩スペイン村提供)】

【志摩】来年4月に開業30周年を迎える三重県志摩市磯部町のテーマパーク「志摩スペイン村」は、同2月10日から令和7年1月13日まで、記念イベント「ブエン ビアヘ きっと再発見」を開催する。広報担当の足立康さんは「大きな区切りの年になる。30年間支えてもらったお客さまに感謝し、新たな魅力を知ってもらえるよう情報発信していきたい」と話している。

志摩スペイン村は「こころの再発見」を基本理念に、平成6年4月22日に開業。「ブエン ビアへ」は「よい旅を」を表すスペイン語で、志摩スペイン村の新たな魅力を再発見できるよう、今後はさまざまなイベントを展開していくという。

記念イベントのオープニングを飾るのは、スペイン旅行をテーマに10年ぶりに生まれ変わる新しいパレード「エスパーニャカーニバル“ブエン ビアヘ”」で、世界中からスペインへ集まってきた旅行者が、旅先での出会いや体験を通して「豊かなこころ」を再発見するという内容。担当者は「世界各地の風景や布地を取り入れたカラフルで芸術的な衣装にも注目してほしい」と話す。

現在、上演中のパレードで開業20周年時から親しまれてきた「エスパーニャカーニバル“アデランテ”」は、今年11月30日で終演となるため、これまでの感謝の気持ちを込めて特別イベントを実施している。

【11月30日で終演するパレード「エスパーニャカーニバル“アデランテ”」では、パレード出演者と来園者が一緒にダンスを楽しめる=志摩市磯部町の志摩スペイン村で】

シベレス広場が発着点となるパレードの上演時間は、午後零時45分から約30分間で、パレード出演者と一緒に踊ることができるダンスタイムが設けられている。Tシャツやトートバッグなど記念グッズも販売する。

問い合わせは志摩スペイン村=電話0599(57)3333=へ。