「未来に伝えたい風景」募集 亀山市の歩みを書籍に 三重

【定例記者会見に臨む櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の櫻井義之市長は26日の定例記者会見で、令和7年1月11日市制施行20周年記念として、平成から令和の市の姿を書籍にまとめる「まちの記録編さん事業」として10月1日から、「未来に伝えたい亀山市の今の風景」の撮影場所の募集を始めると発表した。11月30日まで。

市内各所で見た景色や祭りなどのイベントで、これはと思う場所を、写真ではなく、具体的に詳しく情景や未来に伝えたい理由などを記入し応募する。例えば、「初夏の清々(すがすが)しい朝に、亀山公園の時計台のそばから見た鈴鹿山脈」など、応募総数の多かった風景を、市が写真撮影するという。

櫻井市長は「書籍は、写真のほか、平成から令和にかけての本市の歩みなどを掲載する」とし、「本のタイトルは未定ですが、後世に継承するため、皆さんの協力をお願いします」と話した。

令和7年3月出版予定の書籍はカラー刷りでA4判400ページの内、50ページに写真を掲載する、応募対象者は市内外問わず。応募方法、問い合わせは市歴史博物館=電話0595(83)3000=へ。