波瀬の花々、鮮やかに 松阪移住の大野さん写真展 三重

【写真展「波瀬一木一草」を開いている大野弘さん=松阪市飯高町波瀬の波瀬駅で】

【松阪】大阪出身で三重県松阪市飯高町波瀬に移住した大野弘さんの写真展「波瀬一木一草」がこのほど、同所の観光施設「波瀬駅」展示スペースで始まった。会期は11月14日まで。水曜定休。午前10時―午後4時。観覧無料。

大野さんは飯高の山にほれ込み移り住んだ。20年余りにわたって飯高の山や風景、花などの写真を撮り続けている。移住して9年が過ぎ、展示会は8回目となる。

今回は波瀬で撮影した「春から夏の花」のクローズアップ写真7点を選んだ。アジサイやバラ、ハゼユリを鮮やかに捉え、撮影日と花の説明を添えている。

大野さんは「どれも身近にある草木の花。この写真展を通して近くにある花々に目を向けてもらえたら」と来場を呼びかけている。

展示は10月21日から「夏から初秋の花」に入れ替える。