弁当で18人が食中毒、尾鷲の飲食店を営業禁止

三重県は23日、尾鷲市古戸町の飲食店「かわぐち」の弁当を食べた18人が、発熱や下痢などの症状を訴えたと発表した。県は同店の弁当が原因の食中毒と断定。同日付で営業禁止処分とした。

県によると、症状を訴えのは66歳から94歳までの男女。弁当のメニューの一部を食べた従業員とその家族も含まれる。うち80代と90代の13人が入院中。弁当は18日に調理して配達された。

尾鷲市内の医療機関が19日、救急搬送された複数の患者に食中毒のような症状があると、尾鷲保健所に連絡したことをきっかけに発覚。複数の患者の便からサルモネラ菌が検出されたという。