川崎地区まち協10周年祝う 記念イベントに1000人、花火も 亀山市長は熱唱

【カラオケ大会で「とんぼ」を熱唱する櫻井市長=亀山市能褒野町の市立川崎小学校グラウンドで】

【亀山】三重県亀山市川崎地区まちづくり協議会(原重孝会長)は23日夜、同市能褒野町の市立川崎小学校グラウンドを会場に、同協議会設立10周年を祝う祭りを開催し、地区住民ら約千人でにぎわった。

地元川崎地区出身の一見勝之知事や櫻井義之市長らが順次、来賓あいさつをした。一見知事は「川崎小学校に通っていた50年前を懐かしく思います。今夜は皆さんと一緒に祭りを楽しみます」と述べた。

櫻井市長は「川崎地区は、住民約7千人が住む市内で最も住民が多い地区です。これまで育まれてきた10年間の活動が、さらに発展することを願っています」と話した。

会場では、ことしの夏に開催した、NHK全国学校音楽コンクール県大会小学生の部で金賞を受賞した、同小学校の5、6年生計24人が「緑の虎」の合唱を披露した。また、櫓(やぐら)を囲んだ「灯踊り」やカラオケ大会では、櫻井市長も参加し、長渕剛の「とんぼ」を熱唱。拍手喝采をあびた。

祭りのフィナーレは、西の空に約100発の花火が打ち上げられ、設立10周年を祝った。原会長は「歴代の会長から受け継ぎ10年を迎えた。これからも、川崎地区の発展と安心・安全で元気なまちづくりを目指します」と祭りを見守っていた。