小中学生のアイデア作品展示 鈴鹿市、夏休みの401点 三重

【子どもたちが工夫を凝らして作った作品の数々=鈴鹿市算所2丁目の鈴鹿ハンターショッピングセンターで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は22日、同市算所二丁目の鈴鹿ハンターショッピングセンターで「第44回鈴鹿市民アイデア展」を開き、市内の小中学生が夏休みに制作した工作と絵画、計401点を展示した。24日まで。

日常生活でのアイデアを生かした工夫・考案部門には、小学生293人、中学生七人が出品。最優秀賞を受賞した市立白子小5年フェレ・ヒロキさんはアイスクリームの棒を使った「水力橋」を作った。

未来への夢や自由な発想をテーマにした絵画部門には小学生97人、中学生4人が出品。最優秀賞は環境問題の視点から、二酸化炭素を吸い込み酸素を排出する仕組みを持つ「酸素をはき出す車」を描いた市立石薬師小四年久保田なずきさんの作品が選ばれた。

入賞作品を含めた計57点は30日―10月1日に津リージョンプラザで開催する「県発明くふう展」に出品する。

そのほかの入賞者は以下のみなさん。

【工夫・考案の部】優秀賞=岡凉摩(千代崎中1年)▽鈴鹿少年少女発明クラブ会長賞=佐野藍梨(加佐登小3年)▽県発明協会会長賞=熊凝遼士(旭が丘小4年)▽鈴鹿ライオンズクラブ会長賞=水野瑛心(深伊沢小2年)▽鈴鹿青年会議所理事長賞=藤田真帆(明生小2年)▽鈴鹿ハンター賞=米田悠人(旭が丘小6年)▽鈴鹿商工会議所会頭賞=松原悠喜(箕田小6年)▽努力賞=樋口瑛(白子小3年)
【絵画の部】優秀賞=田中翔(白鳥中3年)▽入賞=加藤汐音(神戸小3年)▽戸来杏里(加佐登小2年)