いなべ総合、神村伊賀など8強 秋の高校野球三重県大会

【神村伊賀―津田学園 八回表、この日4本目となる安打を放つ神村伊賀3番寺井=津球場で】

第76回秋季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催)は17日、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)など4球場で2回戦8試合があり、いなべ総合、神村学園伊賀、三重、桑名工、鈴鹿などが8強進出を決めた。

今夏甲子園出場のいなべ総合は高田に8―1で勝った。三回に1点を先制されるも、五回に1番藤井健瑠の適時二塁打で追いつき、六回には藤井の2点適時打などで5点を奪って勝ち越した。

中地区第1シードの神村学園伊賀は主将の3番寺井広大が4安打4打点の大活躍。二回までに5点を取ると、その後も得点を重ね、津田学園の終盤の反撃を7―4で振り切った。

南地区第1シードの三重は木本に4―2で勝利。木本の先発右腕廣田侑功に五回まで無得点に抑えられたが、六回に5番近藤大嗣の適時三塁打などで3点を奪って逆転した。

北地区第2シードの桑名工は先発右腕一色勇伸が9回1失点の好投。伊勢を4―1で下した。中地区第2シードの鈴鹿は初回に打者10人の猛攻で4点を先制。その後も追加点を挙げ、10―1で四日市工を破った。

南地区第2シードの昴学園は三回に4番齋田友浩の2点適時打で一時逆転するも、宇治山田商に2―9で敗れた。

準々決勝は23日、津球場で神村学園伊賀―海星▽いなべ総合―鈴鹿が、ドリームオーシャンスタジアムで三重―近大高専▽桑名工―宇治山田商が対戦する。両球場第1試合の試合開始予定時刻は午前10時。