詐欺容疑などで男逮捕 男性会社役員に借金570万円返済せず 三重・四日市

【四日市】返済の意思があるように装って愛知県あま市の男性会社役員(52)から現金をだまし取ったとして、三重県警四日市北署は13日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで、住所不定、解体業兼島等容疑者(51)を逮捕した。

逮捕容疑は令和3年の5月31日と7月12日、四日市市の飲食店で、偽造した工事請負契約書を男性役員に示して「工事にかかる費用を貸してほしい」などとうそを言い、現金計570万円をだまし取った疑い。

同署によると、男性役員は兼島容疑者に催促しても返済がなったほか、連絡も取れなくなったことから今年3月に被害届を提出。同署が兼島容疑者の所在を調べていた。「お金に困っていた」などと話し、容疑を認めている。