大台町の3サークルが写真展 松阪、熊野大花火など活写 三重

【花火を捉えた力作が並ぶ写真展=松阪市外五曲町の市文化財センターで】

【松阪】三重県大台町の写真サークル3団体の合同写真展が14日、松阪市外五曲町の同市文化財センター第1・2ギャラリーで始まった。会期は18日まで。

3団体は奥伊勢フォトクラブ(13人)、大台写真倶楽部(5人)、フォトサークル撮RY(8人)。いずれも大台町佐原で写真店を経営する吉田真人さん(62)が講師を務める。メンバーは70、80代を中心に、26歳から97歳まで。吉田さんがお客から花火の撮り方を教えてほしいと頼まれたり、公民館講座を引き継いだりして発足している。

展示は2室に分け、好きなものを撮った「No Photo No Life写真展 写真なしじゃ、生きられない」の55点と、花火を撮影した「華火 HANABI」の45点を出品している。

撮りためた写真から最近作まで持ち寄った。一瞬を捉え、構図やぼかしなど表現を工夫した作品が並ぶ。

「華火」展は20回目となる。夏になると毎週、各地の花火大会に出かけ、熊野大花火大会などを活写している。

吉田さんは「コロナ禍で4年ぶり。来場者と撮影の楽しみ、喜び、苦労の写真談義ができたら」と話した。