いなべ総合は高田―津西の勝者と 秋の高校野球三重県大会組み合わせ

来年春のセンバツにつながる第76回秋季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催)の組み合わせ抽選会が12日、津市一身田上津部田の県生涯学習センター内で開かれ、地区予選を勝ち上がるなどした26チームの初戦の相手が決まった。

16、17、23、24、30日の5日間、ドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)など4球場で、北、中、南の3地区に分けて行った予選を勝ち抜いた25チームと、今年夏の甲子園に出場したいなべ総合学園の計26チームがトーナメント戦を繰り広げる。

いなべ総合学園は北地区1位校として17日の2回戦から登場し、高田―津西の勝者と初戦を戦う。地区1、2位校を除く20チームは16日の1回戦から出場し、ダイムスタジアム伊勢では開幕戦で津商―宇治山田商の今年夏の三重大会準決勝カードの再現が決まった。

全試合でコールドゲーム制、継続試合制、タイブレーク制を適用。暑さ対策などのサポート体制を充実させるため、記録員のベンチ入りを最大2人に認めた。一方、今年夏の三重大会で五回終了時、10分間導入した「クーリングタイム」の実施は見送った。

県大会の上位3チームが、選抜高校野球大会(甲子園)の出場を懸けて、岐阜県で10月21日から行われる東海大会に出場する。来年のセンバツから東海地区からの一般選考枠が従来の「2」から「3」に増えることが決まっている。

全試合有観客で開催し、入場料は当日販売の場合、一般700円、高校生200円、中学生以下無料。一般向けには、準決勝以降の試合でオンラインを活用した前売りチケットの販売が予定されている。

 県大会の組み合わせは別表の通り。

使用球場は、四=四日市市営霞ケ浦第一▽津=津市営▽ド=ドリームオーシャンスタジアム▽ダ=ダイムスタジアム伊勢。試合開始予定時刻は、1日3試合の場合 Ⅰ 9時▽Ⅱ 11時半▽Ⅲ 14時▽1日2試合の場合 ①10時②12時半