企業再生で4者連携 三重県信用保証協会、商工中金に持ちかけ実現

【覚書を締結した(右から)稲垣会長、柏谷取締役、梶原支店長、野田統括責任者ら=津市桜橋の県信用保証協会で】

【津】三重県信用保証協会(津市桜橋)と商工組合中央金庫(商工中金)、県産業支援センター県中小企業活性化協議会、再生ファンド会社の三重リバイタルの4者が12日、「業務連携・協力に関する覚書」を締結した。同協会によると、4者による覚書の締結は全国初。今後は相互に連携し事業の再生を目指す企業を支援する。期日は同日から令和6年3月31日までで自動更新する。

覚書では再生の可能性がありながら過剰債務などで新規の資金調達が難しい企業などに対し、4者が情報やノウハウを共有し金融支援などを行う。全国で事業再生に積極的に取り組む商工中金に同協会が連携を持ちかけ実現した。

同協会であった締結式には稲垣清文・同協会会長、梶原隆徳・商工中金津支店長兼四日市支店長、野田正純・同協議会統括責任者、柏谷仰・三重リバイタル取締役らが出席し覚書にサインした。

梶原支店長は「事業再生のノウハウを活用し一層県内中小企業の皆様の役に立てるよう取り組む」と述べ、稲垣会長は「商工中金さんが加わるのが大きな要素。実際の資金調達に実行ある取り組みがより厚みを持ってできる」と期待を込めた。