4週間ぶり感染者減少 三重県内の新型コロナ

三重県は12日、先週(4―10日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。県内の感染者は1医療機関あたり平均18・55人で、前週の0・89倍。4週間ぶりに減少した。病床使用率も低下に転じた。

保健所管内別の1医療機関あたり感染者数は、桑名32・9人▽四日市14・7人▽鈴鹿19・67人▽津15・36人▽松阪11・75人▽伊勢18・18人▽伊賀18・88人▽尾鷲22・5人▽熊野2・5人―となった。

12日現在の病床使用率は32・8%で、前週の同じ曜日と比べて3・7ポイントの低下。確保病床は591床で前週と同じ。入院中の感染者は22人減の194人で、うち5人が重症となっている。

県の感染症情報・検査プロジェクトチームは「盆明けに比べて感染者数は頭打ちになったが、五類移行後の長期的スパンで減少の局面に入ったかどうかは分からない。来週の状況を見極める」としている。