飛鳥時代王宮と斎王御殿の研究紹介 明和町、8日にイブニング講座 三重

【多気郡】斎宮歴史博物館は8日午後5時半から、三重県明和町竹川の同館講堂で斎宮イブニング講座「飛鳥時代の王宮中枢部と『斎王御殿』」を開く。参加費無料。定員は先着120人。

同館職員が研究成果を分かりやすく紹介する全10回の同講座の4回目。同館調査研究課の川部浩司課長代理が講師を務める。

同館南で近年集中して発掘調査して明らかになった飛鳥時代の斎宮中枢域について、大来(おおくの)皇女など初期の斎王がいた「斎王御殿」と推定し、飛鳥、藤原、難波の王宮中枢部の空間構造と比較しながら考える。

問い合わせは同館調査研究課イブニング講座係=電話0596(52)3800=へ。