ビジネスプランコン受賞者とマッチング 三十三FG、名古屋でミーティング

【ビジネスプランを発表する光精工の城野氏と井戸氏=愛知県名古屋市中村区名駅4丁目のウインクあいちで】

三十三フィナンシャルグループ(FG)の三十三銀行と三十三総研は28日、愛知県名古屋市中村区名駅四丁目のウインクあいちで「ビジネスプランコンテスト受賞者とのビジネスミーティングin名古屋」を開催し、ビジネスマッチングニーズのある企業22社の26人が参加した。

同ミーティングの開催は昨年12月の東京開催に続き2回目。同FGのネットワークを活用し、参加企業と受賞者が交流・連携する機会を設けて新たなビジネス機会の創出を図り、事業発展を支援する目的。平成23年度以来の同コンテスト受賞者のうち六社がビジネスプランを発表し、個別マッチングが行われた。

同行の松本環取締役専務執行役員は「会社が成長するためには新たなネットワークが必要で、今回のミーティングを出会いの場として交流を深めていただき、新たなビジネスの芽が生まれ、大きく成長することを大いに期待している」と開会あいさつした。

光精工の城野幸氏と井戸貴大氏は「クラウド型スマートメーターによる電力見える化装置の開発」を発表し、「電力量を測定、可視化できるローコストな装置」「小型のコンピュータを内蔵するスマートメーターはワンタッチで制御盤に取り付け可能」「測定した電流値をWi―Fi経由でクラウドへ送信し、可視化する」など利点を説明した。