トヨタのARカート体験 日の本クラブ児童ら、仮想空間楽しむ 三重・四日市

【ファンビーを体験する児童=四日市市久保田のトヨタウン四日市店で】

【四日市】三重県の桜台学童保育所日の本クラブに通う小学4―6年生17人が23日、四日市市久保田のトヨタウン四日市店でAR(拡張現実)カート「FUNVE(ファンビー)」の乗車体験をした。

ファンビーは、トヨタ自動車の技術系社員の有志で構成する「トヨタ技術会」が開発した。専用のゴーグルを着用し、目の前に広がる仮想空間を実際のカートを操作して楽しむことができる。

児童らは順番に乗車し、異空間を楽しんだ。同社の社員からファンビーを開発したきっかけや、その技術についての話も聞いた。

体験した桜台小学校5年の山本清夏(さやか)さん(11)は「最初は少し怖かったけど、(仮想空間の中に)動物たちがたくさん出てきて、すごくかわいくて、楽しくなってきた」と笑顔で話した。