県産コシヒカリ新米出荷 津の「ミエライス」 初日は20トン

【新米県産コシヒカリの出荷作業=津市庄田町のミエライスで】

三重県産コシヒカリの新米の出荷が21日、津市庄田町の米穀卸売業「ミエライス」で始まり、初日は約20トンを出荷した。県内の量販店、小売店のほか、東海や関西地区の量販店などでも22日から順次販売される。

この日は同社に届いた玄米を、本社に隣接する同社精米工場で精米し、5キロや10キロなど販売量に応じたパッケージに袋詰めし、出荷した。今月は150トンほどの出荷を予定している。

同社によると、今期は天候にも恵まれ、生育も順調で、程よい粘りとツヤがあって食味がいい、例年通りの出来になった。心配された台風7号の影響も、接近前に刈り取りを終えていたため影響はなかったという。

同社営業部の田口真裕さんは「新米なので、まずお米そのものの味わいを楽しんでほしい」と話し、「三重県の人にはぜひ、三重県のお米を食べてほしい」と呼びかけた。