![web◎P説・能と神楽で文化交流](https://www.isenp.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/983117f9057fd955d5a5550349d212fd.jpg)
【亀山】かめやま子ども能サークル「輝」(廣森勲代表、10人)と岡山県高梁市の「成羽備中神楽育成会」(山根幸一会長、18人)は12日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュティセンターで伝統芸能「能」と「神楽」の文化交流会を開いた。
結成9年目の同サークルは、平成30年に高梁市を訪れ、同育成会と交流を始めた。一方、亀山を初めて訪れた同育成会は、今年で結成35年目。国指定の重要無形民俗文化財「備中神楽」を伝承している。
この日は、同サークルの会員計6人が能「磐舟」や「猩々(しょうじょう)」など6演目を、同育成会は、出雲神話で有名な「大蛇退治(おろちたいじ)」など神楽2演目を6人が披露した。
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山根会長(42)は「同じ伝統芸能を継承する能サークルと、今後も親交を深める交流を続けます」、廣森代表(81)は「互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、日本の伝統芸能を守りましょう」と呼びかけた。
同市と高梁市は平成24年、「災害時相互応援に関する協定」を締結している。