「ぼのぼの」とコラボ夏祭り 鳥羽水族館、ラッコ飼育40周年記念で 三重

【夏祭りの雰囲気を演出する花火のプロジェクションマッピング=鳥羽市の鳥羽水族館で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽水族館は、10月に迎えるラッコ飼育40周年の記念企画の第1弾として、漫画家のいがらしみきおさんが手がける人気漫画でラッコのキャラクター「ぼのぼの」とコラボレーションした夏の企画展「ぼのぼのとフシギな夢 夏祭り」を開いている。31日まで。

館内の展示室には、ぼのぼのと仲間たちが出店したと想定した屋台が並び、やぐらを設置したりちょうちんを飾り付けたり、花火のプロジェクションマッピングを行ったりして夏祭りの雰囲気を演出した。

【ぼのぼのたちが屋台を出店したと想定し、夏祭りの雰囲気を演出した企画展の会場=鳥羽市の鳥羽水族館で】

射的の屋台には「テッポウウオ」、チョコバナナの屋台には熱帯魚の「チョコレートグラミー」、たこ焼きの屋台には「マダコ」など、屋台をテーマにした生き物約12種50点を展示。ぼのぼのたちのパネルとともに、同館が飼育するラッコ「メイ」と「キラ」、ジュゴンの「セレナ」をいがらしさんがキャラクター化したパネルも並び、会場を盛り上げている。

館内のレストラン「ベイサイド」では、夏祭りに合わせたコラボメニューを販売。唐揚げやポテトを注文すると商品1つにつき、ぼのぼのやメイ、キラなどのオリジナル缶バッジ(全11種)が1つもらえる。売店では、スタンプ帳付きのオリジナル手拭い(税込み1000円)を販売する。

【チョコバナナの屋台には熱帯魚の「チョコレートグラミー」など屋台にちなんだ生き物を展示している=鳥羽市の鳥羽水族館で】

広報担当の村上真美さんは「ぼのぼのをきっかけにラッコに興味を持ってもらえるとうれしい。水族館ならではの夏祭りを楽しんでもらえれば」と話した。