亀山に「スケボー広場」 きょうから試験開放 三重

【スケボー用ミニランプを製作する大工ら=亀山市白木町の名阪工業団地第3公園で】

【亀山】スケートボード愛好家らの市民団体「亀山にスケートパークをつくろう会」(野村幸輝会長)は30日、スケボー広場として8月1―9月30日まで試験的に一般開放する、亀山市所有の同市白木町の名阪工業団地第3公園(1000平方メートル)に、スケボー用のミニランプを設置した。

同会は今年2月、市に「亀山にスケボー広場の設置」を求める要望書を提出。市は、設置場所の検討を協議し、同公園を提供し試験的に開放することを決めた。

設置は、県建設労働組合亀山支部青年部が、青少年の健全育成と地域社会貢献の一環として協力した。

この日、同会6人と同青年部の大工ら5人は現地で、木材を下地に建築資材や屋外看板などに使用する「NFボード」を床材に、長さ5・4メートル、幅3・6メートル、高さ約95センチのミニランプを製作した。楕円を半分に切ったような形で、湾曲しており、バランス感覚を養うセクションの1つ。

野村代表は「市の対応と建労青年部の若い大工さんらの協力に感謝しています」とし、「2カ月間ですが、念願の皆さんに楽しんでいただける『スケボー広場』ができました」と話していた。

同会は、8月の第1、第3日曜、いずれも午前10時から初心者向けのスケートボード講習会を同所で開く。問い合わせは市スポーツ推進グループ=電話0595(98)5002=へ。