【桑名】三重県桑名市太夫の水墨画家、永川辰男さん(71)の水墨画展が、同市南寺町のギャラリー寺町で開かれている。30日まで。
永川さんは、滋賀県の近江神宮で神職を務めていた。1本の弦だけで奏でる一弦琴奏者としての顔も持つ。
個展は昨年、東京・銀座のギャラリーで開いた。地元桑名での開催は10数年ぶり。こま犬、竜、獅子神楽、雷神など、この1年の間に仕上げた作品25点が並ぶ。
永川さんは「墨の濃淡で表現した水墨画の世界を楽しんで」と話した。29日午後1時からギャラリートークがあり、一弦琴の演奏も披露する。