故意に事故を起こし保険金詐欺 容疑の男2人逮捕、伊賀・三重

【伊賀】故意に事故を起こして保険金などを請求したとして、三重県警伊賀署と県警交通指導課は24日、詐欺の疑いで、伊賀市陽光台、中古自動車販売業松下弘容疑者(42)と愛知県飛島村新政成5丁目、運送業石川龍征容疑者(34)を逮捕した。

逮捕容疑は令和5年1月6日、別の男=任意で捜査=と3人で東京都千代田区内の保険会社から保険金をだまし取ろうと共謀し、伊賀市上之庄の百々池に普通乗用車を転落させて車両保険金名目で保険金を請求し、レッカー作業やレンタカーの手配など保険に基づく特約補償のサービス(約40万円相当)を受けた疑い。

同署によると、同日共犯の男から事故の届け出を受け、物損事故として処理。その後、3月に保険会社などから情報提供があり、調べを進めていた。余罪との関連などを調べている。