「プロモーション推進方針」年度内に策定へ 三重県が推進会議初会合

【情報発信の効果的な方法などを検討する県幹部ら=県庁で】

三重県は13日、情報発信の効果的な方法などを検討する「プロモーション推進本部」の初会合を開き、取り組みの方向性を示す「プロモーション推進方針」(仮称)を年度内に策定することを決めた。

県によると、推進方針は魅力の効果的な発信や県のイメージ向上などを目的に策定する。県は部局ごとに実施しているプロモーションに統一感を持たせ、情報発信の効果を高めたい考え。

この日は政策企画部が推進方針の骨子案を公表。ターゲットの設定や効果の検証にマーケティングの手法を用いることや、部局が連携するための仕組みなどを盛り込むと報告した。

推進本部長の一見勝之知事は「プロモーションのスタートラインに立った。どんどん宣伝していく必要がある」と強調。「プロモーションにはデジタルの取り組みも不可欠。ブランディングも重要」と述べた。