交通事故抑止に協力を 鈴鹿、夏の交通安全運動出発式

【「一日交通課長」を務めた松井さん(左)と藤井さん=鈴鹿市算所2丁目の鈴鹿ハンターで】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市交通安全都市推進協議会(会長・末松則子市長)は10日、同市算所2丁目の鈴鹿ハンターで、「夏の交通安全県民運動」(11―20日)に伴う出発式を開き、市民らに交通安全を呼びかけた。

出発式には、鈴鹿警察署や鈴鹿地区交通安全協会などの約70人が参加。

山中智博副会長は「今回の出発式を機に、交通事故の発生が1件でも減少すれば」、山﨑正法鈴鹿警察署長は「交通事故抑止は市民の協力が不可欠」とそれぞれあいさつ。

私立サラナ保育園の年長児23人が交通安全を祈願する和太鼓演奏を披露したほか、みんなで声をそろえて「信号を守ります」など交通安全の約束をした。

また、県立神戸高校2年の放送部員、藤井ひかるさん(16)と松井えみさん(16)の2人が「一日交通課長」として司会を務め、「私たちのラジオ番組で交通安全について取り上げ、その大切さをたくさんの人に伝える」と安全宣言をした。