「道の駅 菰野」30周年記念しイベント 明治安田生命が健康チェック 三重

【健康チェックを受けるイベント参加者ら=菰野町菰野の道の駅菰野で】

【三重郡】「道の駅 菰野」(三重県菰野町菰野)を運営する菰野町観光協会(同)は27日、同駅で「『道の駅 菰野』制定30周年記念イベント」を開いた。明治安田生命四日市支社が協力し、晴天にも恵まれて、建物の外に設置した会場には朝から多くの人が訪れていた。

イベントは、同駅が目指す地域貢献と、同社が取り組む「地元の元気プロジェクト」の一環で、参加者の健康づくりを支援し、一人一人に健康への意識を持ってもらうのが狙い。会場には、実年齢を申告し、専用の測定器に指を入れて測る「血管年齢測定」と、野菜摂取レベルを測定する「ベジチェック」コーナーを設置し、訪れた人らは、測定した数値を目安に、健康への意識を再確認していた。

さらに、測定した人と、同駅で300円以上の商品を購入した人を対象に抽選会を開催。参加者は、一等の湯の山温泉ペア宿泊券を狙って、楽しみながらガラガラを回していた。血管年齢が64歳と測定された同町在住の男性(77)は、4等のレンタサイクル利用券が当たり「最高です。大阪から越してきて仕事をしているが、菰野は人情味があって良いところ」と話していた。

同協会の堀内あかねさんは「記念でイベントを開くのは初めてだが、明治安田さんの得意分野でもあり、良い機会設定になれば。道の駅の今後の集客につながればと思う」と語り、県内各地で健康イベントを実施してきた同支社の尾崎高志営業所長は「町との協議と並行して道の駅にもお声がけしてきて、菰野では初開催となった。地元の方に加えて遠方からも2―300人来られると思うので、当社の行動を周知できれば」と話していた。