「交通事故ゼロ目指したい」 松田あいおいニッセイ同和損保執行役員 三重・津

【小林社長(右端)と話す(左から)松田執行役員、加藤支店長ら=津市本町の伊勢新聞社で】

【津】4月1日付であいおいニッセイ同和損保執行役員中部リテール担当に就任した松田謙二郎氏(56)が22日、三重県津市本町の伊勢新聞社に新任あいさつに訪れ、小林千三社長に「地域貢献に力を入れ交通事故ゼロを目指したい」と抱負を語った。

松田氏は加藤亮二・三重支店長(50)らと共に来社。車載器から取得した急ブレーキや急発進などの走行データから危険箇所を分析する同社の保険商品「テレマティクス自動車保険」を紹介した。

同商品で蓄積したデータを基に作成した危険マップを交通行政に生かす取り組みが、今年3月内閣官房主催の「冬のDigi田甲子園」で優勝したとして「お客様だけの付加価値でなく得たデータを地域に還元することで地域の役に立つと評価いただいた。車王国の中部でさらに広め交通事故ゼロにしていきたい」と語った。

小林社長は「ビッグデータを活用し事故をなくすことに応用する素晴らしい取り組み。今後もご活躍下さい」と激励した。