140万円、社協から詐欺疑い 松阪署が男を逮捕

【松阪】三重県警松阪署は18日、詐欺の疑いで、自称島根県松江市以下不詳、自称電気設備業新田匡道容疑者(38)を逮捕した。

逮捕容疑は令和2年8月21日から同3年8月20日の間、生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金と総合支援資金の特例措置を利用して同資金の借り入れ名目で現金をだまし取ろうと考え、生活保護を受給しているのを隠し、明和町社会福祉協議会で同資金の借り入れを申請し、引き継ぎを受けた県社会福祉協議会から普通預金口座に現金合計140万円を振り込ませた疑い。「だまし取ろうとしたわけではない」と容疑を否認している。

同署によると、県社協から被害の届け出があった。